吊り式省力化かご工
吊り式ハイパーマット
吊り式ハイパーマットは、従来技術である、ふとんかごの耐久性・強度を改良し、吊り施工を可能にした溶接金網のかご工法です。吊り施工を可能にしたことで、現地作業の大幅な低減が可能となり、時間的、空間的制約に対して効果を発揮します。
吊り式ハイパーマットは下記 新技術・新工法に登録しています。

※NETIS掲載期限終了技術
【静岡県 新技術・新工法情報データベース】(登録番号:1426)
【農業農村整備民間技術情報データベース】(登録番号:1127)
吊り式ハイパーマット 特徴
施工性
- 吊り施工が可能で、現地作業の低減が可能
- プレキャスト製品同様、設置が早い
- 組立場所が限られた現場へも容易に設置可能
- 本体金網を製造工場でU字型に加工しており、組立工程を簡略化
- 剛性が高く組立時の仮設補強が不要で工期が短縮可能
耐久性
- 金網部に、亜鉛アルミ合金先めっき溶接金網を採用したことにより、治山・砂防等の工事で約50年、河川工事では約30年の耐久性を確保。本設材としての耐久性を実現したかご枠です。
強度
- 金網に引張強さ540N/mm2 以上を有する溶融亜鉛-10%アルミニウム合金めっき鉄線を使用した事により、適用範囲が拡大
※亜鉛アルミ合金先めっき溶接金網用線材を示す。
- Φ9㎜の吊り用補強筋(中枠)の導入により形状保持性能を強化し、吊り施工に対応
吊り式ハイパーマット 用途
- 道路擁壁、法尻の土留工
- 山腹土留工
- 河川用護岸工、護床工 などに
- 法覆工(侵食防止工)
- 護岸工
- 流路工
吊り式ハイパーマット 規格
部材規格
単位 mm
| 部材名称 |
線径 |
仕様 |
| 本体 |
Φ5 |
亜鉛アルミ合金先めっき溶接金網
めっき付着量300g/m2以上
アルミ含有量10%以上
(線材引張強さ540N/mm2以上) |
| 側面網 |
| 上蓋 |
| 補強筋 |
Φ5 |
亜鉛アルミ合金めっき鉄線
めっき付着量300g/m2以上
アルミ含有量10%以上 |
| 中枠 |
Φ6 |
| ステー |
Φ8 |
| コイル |
Φ5 |
※製品改良の為、製品形状及び仕様を予告なく変更する場合があります。
※ワイヤーロープ等の吊り具は、ご用意していただくか、別途購入をお願いいたします。
寸法規格
単位 mm
| 型式 |
高さ H |
幅 B |
長さ L |
| 80型 |
500 |
800 |
2000 |
| 100型 |
1000 |
| 120型 |
1200 |
※上記以外の寸法は特注品となります。別途お問い合わせください。
吊り式ハイパーマット 施工例