「かご式マットレス」は、軟弱地盤対策工法の表層処理工法の一つである「マットレス工法」に鉄線かごを利用した製品であり、
支持力が不足する基礎地盤の表層を補強するかご工法です。
軟弱な地盤に、かご式マットレスを敷設することで、砕石等の置き換え工法に比べ、薄層でより支持力が発揮できる基礎構造物を構築できます。
セメント系の固化材を使用しないため、環境への負荷が少ない工法です。
下記3つの作用により、支持地盤に作用する荷重を低減させる効果が確認されています。
単位 mm
部材名称 | 仕様 |
---|---|
本体金網 | 亜鉛アルミ合金先めっき溶接金網 めっき付着量300g/m2以上 アルミ含有量10%以上 (線材引張強さ540N/mm2 以上) |
側面網 | |
上蓋 | |
ステー | 亜鉛アルミ合金めっき鉄線 めっき付着量300g/m2以上(ステー) めっき付着量500g/m2以上(コイル) |
コイル |
単位 mm
型式 | 高さ H | 幅 B | 長さ L |
---|---|---|---|
160型 | 400 | 1600 | 2000 |
180型 | 1800 | ||
200型 | 2000 | ||
230型 | 2300 | ||
280型 | 2800 | ||
330型 | 3300 | ||
380型 | 3800 |
仮組試験 状況
荷試験 状況
「かご式マットレス」は、 京都大学大学院 工学研究科 都市社会工学専攻 教授 肥後陽介氏(専門分野:地盤工学・地盤防災) 監修の元、開発・実験を行いました。